昭和基地は一般の放送局からは遠すぎて、ラジオやテレビの電波を直接受けることができません。
しかし、昭和基地にはビデオやDVDがたくさんあるので、仕事の合間に大きなスクリーンで見たり、パソコンで見たりすることができます。
昭和基地が50年ほど前に建設されてから、少しずつレコードやビデオが持ち込まれて保管されています。
今では日本国内では手に入りにくいような映像も中にはあるようです。
また、第45次南極観測隊が2004年に建設したインテルサット衛星通信設備は大容量のデータを受け取ったり送ったりできるので、リアルタイムでテレビを見ることが技術的には可能かもしれません。
しかし、この通信設備は大切な観測データのやりとりに主に使用されており,テレビやラジオには利用されていない状態です。
なお、インテルサット衛星通信設備のおかげで、現在では昭和基地から国内に電話がかけやすくなっていますし、電子メールも自由にやりとりできるようになりました。
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