会報

冒険家 阿部雅龍さんの白瀬ルート南極点到達を応援する市民の集い

 南極「大和雪原」から人類未踏の白瀬ルートで極点を目指す、冒険家の阿部雅龍さんを応援する市民の集いが、当会、白瀬顕彰会、白瀬記念館で構成する実行委員会の主催で10月1日、にかほ市金浦勤労青少年ホームで開催されました。阿部さんは、「大和雪原」から南極横断山脈を越え、約1,300キロのルートを130キロのソリを引き単独で南極点まで歩くというものです。

 このルートの半分以上が人類未踏です。白瀬ルートについての気象、地理の特徴については、7月開催の市民教養講座で、講師の渡邊興亜先生、松原廣司先生から解説がありましたが、クレバスなどが多くとても危険なルートとのことです。

 阿部さんは「白瀬のチャレンジ精神は今までの冒険で養ってきた。諦めずに挑戦する」と決意をのべ、市内コーラスグループによる白瀬賛歌の合唱、超人ネィガーがエールを送り、最後に市川雄次市長が激励のことばを述べて集いを終えました。なお、阿部さんは今年の11月下旬に極点を目指す予定でしたが、飛行機を手配する米国の会社から、離着陸地点の調査のため延期したいとの連絡が入り、1年延期することになりました。当会としては、引き続き応援してまいりたいと思っています。

コメント

PAGE TOP