会報記録

会報3:地球温暖化を

20Kw縦軸型風車 (2009.3.31完成) 現在、南極昭和基地にて数台稼動している。

小柳記

台風15号、19号の暴風雨、また、21号の影響による豪雨などが各地に甚大な被害をもたらしました。

改めて自然の驚異を感じます。

 亡くなられた方々被災された方々に対し、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 最近、地球の温暖化が叫ばれ、世界各地で自然災害が発生しております。

このままで温暖化が進むと、南極の氷の融解が始まるそうです。

京都議定書で温室効果ガスの排出の抑制や削減することが採択されました。

2016年には京都議定書に代わる地球温暖化対策としてパリ協定が発効されましたが、最近アメリカが疑問視し、この協定から離脱を表明するなど、温暖化問題解決に向けた国際協調の枠組みが大きく揺らいできております。

 にかほ市には南極昭和基地で稼動しているのと同じ「風力発電」があります。

昭和基地と年間の平均風速が同じとの事で、平成21年に当地区由利原高原に試験設置されました。

この高原には大型の風車が多く設置され、また日本海沖には大型の風車設置のプロジェクト計画もあります。

この計画には、低周波による人体への影響や景観の問題で反対する方々もおりますが、設置地域の景観を考慮し、低周波による人体への影響が科学的に無害なら、風力発電に最適な秋田県の自然エネルギーは大いに活用すべきと考えます。

 化石燃料や原子力によるエネルギーから二酸化炭素を輩出しないクリーンで安全な自然エネルギーを世界中で利用し、地球温暖化をストップさせなければなりません。

 想定外の自然災害が想定した災害にならないために。

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