ノルウェー語で「釣り針」という意味です。
日本が昭和基地を建設するより前の1937年,ノルウェーのラルス・クリステンセンが飛行機で上空から一帯を視察し,特徴的な地形にノルウェー語で名前をつけていきました。
昭和基地のある東オングル島と西オングル島を合わせた形を,釣り針に見立てたものと考えられます。
オングルという名が命名された当時は東オングル島と西オングル島が分かれているかどうかわかりませんでしたが,昭和基地が建設された1957年に第1次越冬隊員の中野征紀医師により,二つの島に分かれていることが確認されました。
両島は数十mの水道(海峡)で隔てられていますが,ここを「中の瀬戸」と呼んでいます。
コメント