南極大陸で一番高い山は、ヴィンソン・マッシーフ(Vinson Massif)です。
標高はそれまで4897mとされていましたが,2004年の山頂でのGPS測定により,4892mに修正されました。
ヴィンソン・マッシーフは南緯78度31分,西経 85度37分(南極半島の付け根付近)にありますが,南極大陸のエルズワース・ランドと呼ばれている地域の南部にあたります。
最近ではヴィンソン・マッシーフは長さ21km,幅13kmの山塊を指し,その最高点部分を特にヴィンソン山と呼んでいるようです。
初登頂は1966年にニコラス・クリンチをはじめとするアメリカのグループが,アメリカアルパイン協会とナショナルジオグラフィック協会の協力を得て成功しました。
ヴィンソン・マッシーフの名前は南極調査を支援したジョージア州選出の下院議員であったカール・ヴィンソンに由来します。
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