■白瀬南極探検隊員の紹介(探検隊員)
●西川 源蔵:食糧係
●データ
西川 源蔵 24歳
鳥取県
明治20年4月21日生
大正14年7月16日没
■紹介
西川増蔵・つなの二男として生まれた。西川源蔵は早稲田大学在学中に探検隊に参加。南極では氷岸に上陸用の足場を作るなどの作業に従事し白瀬隊長のホエール湾から突進隊を送った後、同湾からさらに東のエドワード七世州ランド方面の沿岸探検に当たった。
岐阜出身の賄長渡辺近三郎と七世州の内陸16キロまで入り、アレキサンドラ山脈の山すそに「大日本南極探検隊沿岸隊上陸記念標」(木製)を建てるとともに、付近一帯を写真撮影し、そこのアレキサンドラ三峰の八合目まで達した。
西川源蔵と渡辺近三郎の二人の帰船が遅いために、一時捜索隊を組織する騒ぎがあった。西川源蔵の踏破距離は約60キロにのぼる。
探検後は鳥取県内で講演会を開いたり、中央で舞台協会のマネージャーを務めたりしたが、大正14年7月16日38歳の若さで病死した。
■参考文献
「雪原に挑む白瀬中尉」 渡部誠一郎著
平成3年4月23日増補第3刷 秋田魁新報社
「日本海新聞」 昭和60年12
西川源蔵
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長女:小汲志南子 長男:西川増夫
【1】 【2】
【1】 長女:小汲志南子 = 長女夫:小汲正男
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長女:小汲 長男:小汲 次男:小汲 三男:小汲
(東京都稲城市) (東京都八王子市) (東京都世田谷区)
【1-1】
【1-1】 長男:小汲 = 長男妻:小汲
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長男:小汲 次男:小汲 = 次男妻:小汲
│
長男:小汲
【2】 長男:西川増夫 = 長男妻:西川
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長女:柚平 長男:西川 次女:柿澤
(千葉県幸区) 【2-1】 【2-2】(横浜市保土ヶ谷区)
【2-1】 長男:西川 = 長男妻:西川
│(横浜市緑区)
長男:西川 = 長男妻:西川
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長男:西川
【2-2】 次女:柿澤 = 次女夫:柿澤
(横浜市保土ヶ谷区)|
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長女:柿澤 次女:溝上 = 次女夫:溝上
│
長男:溝上
妹:武井ます
│
長男:武井清 = 長男妻:武井
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長男:武井
(さいたま市浦和区)
分家:西川忠四郎
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長男:西川島次郎 = 長男妻:西川壽重
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長男:西川保雄 = 長男妻:西川浪子 次男:砂川
│
長男:西川 = 長男妻:西川
(鳥取県米子市) |
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長男:西川 次男:西川 三男:西川
(岡山県津山市) 【3-2】
【3-1】
【3-1】 長男:西川 = 長男妻:西川
(岡山県津山市) ├────────┐
長男:西川 長女:西川
【3-2】 次男:西川 = 次男妻:西川
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長男:西川 次男:西川
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